2019年4月22日月曜日

マクラメ編み



入園入学のレッスンバッグや靴入れ製作の用意で
若いお母さんたち(たまにおばあちゃん)が
懸命に生地や材料を買い込むシーズンが
やっと終わったわー!
生地選びをアドバイスして作り方をレクチャーする
慌ただしい日々も落ち着いたわー!
お母さんたち大変だったねー!!
と思っていたのもつかの間。

今度は運動会のハチマキやらゼッケン、玉を入れる袋?
なんかを作るために駆け込んで来るお母さんたちが増え
その波が小波程度になってきたと思ったら
今は家庭科の授業で使用する
裁縫セットや材料を買うために
悩みつつ選んでいる親子の姿を頻繁に見かけます。

それにしても。
今時の入園・入学でお母さんたちに掛かる負担は
相当なものだな、とこの季節になると思います。
レッスンバッグや靴入れだけならまだしも
体操着入れ、お弁当入れ、コップ入れ、ランチョンマット
防災頭巾入れにスモックから
掛け布団カバー・敷き布団カバーまで!
しかもほとんどが「手作りで」という指定。
当然、全ての家にミシンがあるわけもなく
お裁縫をやったことがない人だって
たくさんいるでしょうに
酷だなぁ。


二、三年前から欲しくてずっと探していたのが
マクラメ編みのバッグでした。
たまに見つけても小さかったり模様が気に入らなくて
しょうがないから自分で勉強して作るしかないかぁ?!
と思っていた矢先に
ZARAのセールでまあまあ思い通りのものが見つかって…
ただ、それは良かったんですが
バッグの入れ口がただの木の棒を刺したままの状態で
(タペストリーを二枚そのまま縫い合わせたような形)
油断をすると編み目が横からポロっと落ちてしまう。
そこをなんとかしようと考えた結果、こうなりました。




同色5mmのロープを木の棒の替わりに二重に通して
端の方で持ち手の輪の部分をストッパーのように通し
内側でギュッと結ぶ。
悩んだわりには原始的な方法になりましたが
とりあえず満足です。

調子に乗って、これを機に
マクラメ編みを始めてみようかな
と既に本も購入済みだったりします。ふふふ。




なんかどうも
生成りの毛糸で編むアラン編みのセーターとか
こういうマクラメ編みものとかが好きみたいなのね、私。

当座の目標はマクラメでペットボトルカバーを編むこと
……のつもりです。


2019年4月7日日曜日

春の憂鬱


空気は暖かくなって着る服は軽快だし
桜も野花も満開になりつつあって
春!!!
という明るい毎日になってきたのに
なぜだか訳もなく憂鬱な気分を持て余しています。
なんでしょう、ただの天邪鬼なんでしょうか。
それともプレ更年期の兆しなんでしょうか。
(それは困る)

なんかこう、色々リセットして
リスタートすることが可能に思える季節なのに
卒業とか入学とか入社とか転職とか何かのお祝い
みたいな区切りやきっかけのイベントが
己を含めて身の回りに何も無くて
ただ日常をやり過ごしながら
この季節を見送ることになりそうな現実が
少しばかり虚しいのかも。
今の私は何か変化を求めているのかなぁ…


なかなか載せる画像が無くて、もう更新も停滞気味です。
お店の見本として編んでいたバッグは
編み上がりと同時に即ディスプレイ
という感じで店頭に出してしまい
写真を撮る暇もなかったもので。
編む手がキツイ方なのでバッグとしての硬さはまずまず。
が、その分ちょっぴりサイズが小さくなってしまったのが
反省点…。

今更ながらなんですが
新商品の毛糸はスワッチだけでも自分で編んでみて
編み心地だけでなく糸割れの有無とか
針の号数を変えてみた時の編み目の詰まり具合の違いとか
編んだものを解いた後の糸の劣化状態とか
水通しをした後の縮み具合とか
衣類向きの糸か小物向きの糸か
なんかを確認しておくと
当然ながらお客さんの要望や疑問に
応えられる範囲が広がって
売り上げにつながる、という事実を最近実感しています。
とはいえワンシーズンの新商品も数が多いので
全部編んでみるのはなかなか大変なことなんですが。
暇を見つけてコツコツと!!!
(口だけは努力家)


たった今、愚弟から今日釣れた特大メバルを
私の誕生日プレゼントにクール便で送ると
LINEが来たんですけど
春の憂鬱の原因はもしかしたら
もうすぐまた一つ歳をとることだったのかも…?
という気もしてきました。




せめて、春の写真。
家の中の花園。