2014年2月28日金曜日

古本屋めぐり


古本屋めぐり…といっても、現実にはなかなか難しくなりました。
昔ながらの古本屋さんは少なくなって、
近所にあるのはBOOKOFFばかり。
行きたいのは新しい本をリサイクルしている店じゃなくて
埃くさい古い本をみっしり並べているようなところ!
時間と予算が潤沢にあれば、
泊まり掛けで神田の古本屋街に行きたいです。
ああ、時間だけは売るほどあるのになぁ。

古本でとくに探しているのは昔の刺繍の本。
誰でも手軽にできる…というコンセプトの本ではなく、
職人技の見本帳みたいな。
簡単に手は出せなくても、眺めているだけでウットリするような。
で、ネットの古本屋さんを色々見ていて
ようやくそんな理想の一冊を見つけました。


image by endora.endora


今は無き雄鶏社から出された、30年ほど前の刺繍本。

ヨーロッパ刺繍の本は数多くあれど、
「東欧」に特化したものは初めて見ました。
表紙の写真の通りもちろんカロチャも載っています。
写真の刺し目をよく見ると、良くも悪くも日本風の味わいが漂っているものの
(綺麗だけれど丁寧過ぎて東欧フォークロア独特の野性味が無いというか)
デザインはかなり東欧刺繍の図案に忠実でした。
カロチャのレース部分のカットワーク技法も比較的親切に載っていて
私的にはうれしかったです。

こういうのを見ていると、また刺繍がしたくなってきます。
その前にセーターを編み上げたいのですけど…うぬぬ。


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